理事長所信

清瀬青年会議所第41代理事長

藤野 将睦

藤野将睦 写真

2021年清瀬青年会議所スローガン

愛縁機縁

~出会いはすべての力の源~

はじめに

愛縁機縁とは人が生きていく中でのあらゆる事象は全て縁によって生み出されるという意味であります。人との出会いは人が生きていくうえでの力の源です。私は青年会議所運動を通じて多くの人とのご縁を頂きました。このまちでの出会いの一つひとつが成長の糧になり、人生に彩りと豊かさを与えてくれました。これまで出会ってきた全ての人と、そのご縁に深く感謝いたします。

しかし、ある日を境に私たちの暮らしは大きく変わってしまいました。2020年、私たちは新型コロナウィルスの世界的感染拡大という人類史以上いまだかつてない経験をしました。感染拡大の恐怖は世界的にも大きな影響を及ぼし、私たちが営むあらゆる社会活動、経済活動を停止させました。予防方法も確立されないなかで、今もなお先行き不透明な状態が続いています。目に見えないウィルスへの恐怖に怯えながらの暮らしは、ときに人々の生きる希望を失わせてしまうほどのストレスを与えています。コロナ禍以前の暮らしであれば、私たちは日々のストレスを様々な手段で癒すことができました。特に心から楽しめる仲間との語らいや大切な人との何気ないひと時は、私たちの暮らしにとって価値ある時間でした。しかし、感染拡大を防ぐことで始まった社会活動の停滞は、人と人が直接出会う機会を失わせ、経済活動の停滞は私たちの暮らしに大きな不安をもたらしました。

青年会議所運動では、様々な価値観を持ち合わせた仲間と集う機会が多々あります。それは、より良い社会を目指すために今何を行動すべきできあるかを真剣に話し合える仲間との語り合いの場です。当たり前にある安全な生活を失った今、あらためて人と集えることの大切さを痛感しています。もう一度、安心して人とつながりあえる社会を取り戻したいと強く願います。そして、この願いが実現できる社会に向けて私は全力を尽くして参ります。

会員拡大

青年会議所運動の価値を一人でも多くの人たちに知っていただくことが、仲間を増やすための第一歩です。会員拡大は一日にしてならずの茨の道であります。青年会議所運動の価値を知ってもらうことは本当に難しいことであります。貴重な休みの時間を注ぎ、仲間と共に開催する例会には、一人でも多くの候補者に声をかけなければなりません。参加してくれた人、会員になってくれた方々への感謝の伝え方なども手を抜いてはならない行動の一つです。ただ入会してもらえればいいのではなく、入会してくださった方への感謝と、入会してよかったと思ってもらえる成果を残していきましょう。人が集まるということが難しい状況下ではありますが、価値ある例会を一つでも多く創り出していきましょう。

地域から新しい仲間を発掘することは、まず私たちが地域に出ていく行動が求められます。身近な人に声をかける勇気を持ちましょう。声をかけて、答えてくれた人との時間を大切にしていきましょう。それが会員拡大への一番の近道です。

青年会議所は明るい豊かな社会を作り出すための運動体です。私が考える明るい豊かな社会とは人と人が自然につながりあい自由な考え方、意見を語り合える社会です。この明るい豊かな社会をつくりあげていくためには、意見の違う人同士が集い語りあい、共通の目標や目的を見いだしていく場の創造が重要です。以前のように人と気軽に会うことが厳しいなかで、私たちは今の時代に合った会員拡大の方法を見つけていきましょう。

まちづくり

私たちのまち清瀬は周辺のまちと比較しても人口の多いまちではありません。ときにそれはまちの弱みに見えてしまいますが、逆に地域で活動している人同士の顔が見えるという、つながりの強さを感じさせるまちとも捉えることができます。この強くて深いつながりこそが、このまちの豊かさの象徴であり、私が清瀬を愛する理由でもあります。私もこのつながりに学生時代から支えられた人間の一人です。まちの豊かさは人とのつながりと支えあいによって生まれていきます。より良いまちを目指していこうとする方法は人それぞれ違うかもしれませんが、まちを元気にしていきたいという思いはきっと同じはずです。

だからこそ、私はこのまちで過ごす時間をこれまでより多く創り出したいと思いっています。もっと近くの人々と多くの時間を過ごし、このまちの魅力を発信していきたいと思います。そして出会うことだけで終わらずに、その人たちと学びあい、育ちあう時間を創り、清瀬のまちづくりに熱い思いを持って行動できる人間を一人でも多く輩出していきます。

健全育成 
わんぱく相撲東京都大会

青年会議所運動の代名詞と言える事業の一つにわんぱく相撲があります。昨年は、新型コロナウィルス感染拡大の中でやむなく中止という決断をいたしました。

今年度は清瀬の地にて、わんぱく相撲東京都大会が開催されます。多くのわんぱく力士がこの清瀬のまちに集まってきますが、安全な環境下での開催を目指し、参加してくれる全ての子供たちに体と体がぶつかり合える感動を与えていきましょう。現代の子供たちにとって体と体が本気でぶつかり合う機会は本当に少なくなってしまいました。相撲という国技を通じて子供たちには、体のぶつかり合いや勝ち負けだけでなく、人として大切な礼儀作法もたくさん学んでもらいたいと思っています。

今尚続くコロナ禍において、いかにして安全な開催状況を作り上げていくか、私たちは強い意志をもって挑戦しなければなりません。子供たちの健全育成を目指す私たち青年会議所にとって、わんぱく相撲が大変重要で価値ある事業であることを私たちは知っています。私たちはあらゆる知恵をしぼり開催を目指さなければなりません。感染予防を重点におきながらの開催は決して容易なものではありませんが、徹底した感染予防を実行し、安全な環境を整えて必ず成功させていきます。また、今年の夏には延期されていました東京オリンピックが開催されます。昨年以上に人の移動が多くなる中で、いかにして安全を確保することができるか、今こそ地域を越えたLOMメンバーと共に挑戦していきます。

さいごに

私はこの清瀬青年会議所に出会ったのも一つの縁だったと思っています。しかし、その縁は偶然が決して重なったものではなく、つながりを生み出そうとしてくれた人の強い思いと努力の結果でした。人を愛してこそ生まれる縁をこれからもずっと大切にしていきます。意見の違う者同士が相集う青年会議所において、人を愛するというのは、相手に対し敬意をもって向き合っていくことだと思います。仲間同士の意見がぶつかるときもあるでしょう。しかし、その意見のぶつかり合いは決して、相手に対する感情論であってはなりません。人間ですから相手との相性はあると思います。ただ、それを理解した上で相手の意見に耳を傾けられる姿勢が大切だと思います。

私は清瀬青年会議所第41代理事長として、この姿勢を大事にして、諸先輩方が大切につないでこられた清瀬青年会議所のたすきを次の世代に渡せるよう精一杯走って参ります。そして、2021年が多くの仲間と共に成長を実感できる1年にすることを誓います。